| 山の神様にご挨拶へ 10月20日 ロンが亡くなって、一年が過ぎました。 山の神様との毎年訪ねる約束を果たすため、ロンのガレ場へ。 ここは急登で行きも帰りもしんどくて、もうちょっと楽な場所で会いたかったと愚痴がこぼれます。 今回はヌメリスギタケモドキの木までで勘弁してもらおうと思いましたが、茸狩りの先客。神様に「ロンと話があるから、その間にずるしないで本間の頭まで行ってきなさい」と叱られた気がしました。 |
| １分早ければ 10月21日 津久井・城山でのことです。 もうちょっとで擦れ違いそうな下りの方が、突然に道をはずれて脇へ。キノコの人だと、ピンときました。 立ち止まって覗くと、なんと手には立派なマイタケ。 マイタケは、大きなミズナラかクリの木の根本に生えますので、すぐには信じられませんでした。ここには、大きな木はありません。たぶん栽培種の菌が、林床の栄養分で成長したのだと思います。写真を撮らせていただいて、しかもしっかりお裾分けしていただきました。よっぽど、物欲しそうにしていたのだと思います。本当に、よだれが出そうでした。その後はマイタケ・マイタケと念じつつ歩きましたが、柳の下にドジョウはいませんでした。 いただいたマイタケは、夕食の鍋になりました。生まれは栽培種でも育ちは野生、味・香り抜群でした。 |
| No.445 鈴子の部屋 二人山脚 |