ミジンコ491号   2003年7月9日発行

ぼくドンです 1月29日〜30日
 今年もまた、ちいちゃんちに泊りにきました。
 
@見て見てぼくのお尻
 ダイエットの成果があって、お母さんが小さくなったって言っているぼくのお尻です。ちいちゃんちへ行く前日に獣医さんとこで計ったら体重が100g減っていたから、その分小さくなったんだと思うよ。ぼくには見えないから、判らないけどさ。
 おばさんはふぅんと言ったっきり、困っていました。前のお尻のサイズを、覚えていないんだって。でも、おばさんが62kgから55kgに体重が減った時、ぜんぜん変わっていないのにどこがやせたのかなと不思議に思って日帰りの湯の大きな鏡で見回したんだって、そしたらお尻が小さくなってたって。だからきっとドン君のお尻も小さくなってるよ、って言ってた。
 おばさんはせっかく55kgになったのに、また太って今は60kgだって。おじさんより少ししか食べてないでしょうって言われて、困っちゃった。確かに間違いはないんだけれど、おばさんにはプラスビールがあるからねぇ…。

Aぼくの食事は、ちいちゃんと同じ
 献立は、トリ肉の煮たのとドッグフード。ちいちゃんちは皆で「いただきます」して、皆で「ごちそうさま」しないといけないんだって。器に入れるとあっという間にたべちゃうからとか言って、手渡しなんだよ。それも、ほんのちょっぴりづつ。食べた気にならないよ。
 ぼくの体重のほうが重いからその分トリ肉を増やしてって頼んでみたんだけど、そよんちで食事をするとお腹がこわれることがあるから、ちいちゃんと同じ量にしておきなって、聞いてくれないんだよ。お腹いっぱいたべさせてくれても、いいのになぁ…。

Bいちばん偉いのは、おばさん
 おばさんのくっつき虫に、なることにしたんだぁ。だって、ちいちゃんちでいちばん偉いのは、おばさんだもん。なんで判ったかは、内緒だけどさ。おじさんやちいちゃんが二階で寝ようって誘ってくれても、断ったよ。おばさんと一緒が、安心だもん。
 だけど、気持ちって伝えなくては伝わらないでしょう。だから、おばさんがぼくの前を通るたびに、尻尾を振ることにしたんだ。おばさんて、ひっきりなしに行ったり来たりするんだよ。ぼく、すっかり疲れちゃった。自分ちが、いちばん居心地がいいなぁ。お母さんが、早く迎えにこないかなぁ…。

No.491  鈴子の部屋  二人山脚