ミジンコ640号   2007年5月26日発行

王様になりに全日空ホテルへ
あかねちゃんの結婚式(1/20)
 一流ホテルは、お客様に王様気分を味あわせてくれるとか。普段は召使いですから、ほんの一時でも昇格するのが楽しみで、その日が待ち遠しかったです。
 いざ出陣。ロビーで初めて聞いた言葉は外国語。さすが・・・。私はもう少し明るいのが好きですが、王様は太陽の下には居ないかもと、考え直しました。

ゆっくり流れる時間
 教会までタクシーで30分もあれば、お釣りがきます。その30分前に出かけるにしても、1時間の余裕。で、ロビーでコーヒータイム。
 コーヒーにもいろいろあって、知らないものがたくさん。せっかくの機会ですから教えていただいて、決めたのが写真。でも、今はすっかり名前を忘れてしまいました。生クリームが添えられているのと、泡だっているものとです。
 ファミリーレストランと違って待たされて、最後は大忙し。王様の時間は下々と違うと、知りました。

最愛の娘へ
 披露宴会場の入口には、お義兄様の作品が置かれていました。
 オオタカは、生態系の頂点に立っています。この鳥を選ばれたお義兄様の気持ちが、とても伝わってきました。娘への誇り、慈しんで育てた想い出、そして妻となりいずれは母になるだろう娘への思いが詰まっていました。最高の娘だという思いが、詰まっていました。

おいしいビールと駐車券
 ビールを呑んでいる時が、私の一番の幸せ。テーブルは目配り気配りがいき届いていて、グラスが空になることがありませんでした。間があくとさっと冷たいのに替えてくださるし、これこそ王様だぁと実感。
 帰りは笑顔と一緒に駐車券をいただけて、最後までリッチな気分でいられました。数年に一回でいいから、また王様になりたいです。

No.640  鈴子の部屋  二人山脚