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上・下・左・右 2016年9月12日
私はひどい方向音痴で、地図は頭に入りません。そこで、秀明さんの指示に従って行動せざるを得ません。 「おい、上だよ上」「はい」「そっちじゃない、それは左」「私の上下左右と秀明さんのとは同じではないんだから。人には、それぞれの見方がある」。 お互いにムッ。ゲームプレイ中の一場面です。問題は、秀明さんはテレビ画面の上下左右、私は主人公に心をのせて共に旅をしているので、彼の向きで異なります。正確にいうと、私のは前後左右です。 翌日、テレビに場所を示すシールが。やるうっ！！長いこと夫婦でいると、お互いになかなかの強者です。 録画が上手くいかないことがあり、修理を依頼。その後のことです。長いこと放ったらかしになっていたゲーム機がちゃんと生きているかどうか、スイッチオン。律儀に出番を待っていてくれて、しかも犬の家族のロンとちいの名前は登場するのですが、らんはなし。よし！！らんを主人公にして冒険しよう、ということになったのです。 物語はクリアし、今は最後のすごろく場で家族になったタークのレベルアップをしています。 昨日（9/4）は、くじ六枚で三枚が当たり。前回の時に、箱の下のほうから取ると確率が高い、と店員さんが教えてくれました。今回も、底のほうから選びました。サービスしてあげたいと思ってもらえるのは人徳、山の子たちの気配がわかるのは教養、運のよさをわが力で引き寄せたと、自画自賛。他者を気にせず自分を褒めるのは、老人の特権です。 |
| No.955 鈴子の部屋 二人山脚 |