檜と杉の落葉　松茸山　2000/1/3
　正月の３日、松茸山へ。暖かく春一番のような強く風が吹いています。ここしばらく強い風がなかったので、風が吹くたびに檜(ヒノキ)の落葉が、雨のように降ります。頂上をめぐり水沢橋側に下ると、最後が杉林になります。杉は小枝が降ってきました。
　今まで杉と檜の林には、それこそ数えきれないほど通っただろうし、落葉も見ていたのに、杉が小枝で落ちるのだと、改めて気づきました。
　何年も前になりますが、いまごろ上野原の山で、小学生が大きな背負かごを何人もで抱え「どんど焼き」に使うと、落ちた「すぎっぱ」を採っていたのを思いだしました。杉は材木であり、燃料でもあったのです。
　「すぎっぱ」が燃料価値を失い、高価に売れる檜の植林に変わりました。
檜 杉
檜の落葉 すぎっぱ
Y24 山の記録　　二人山脚