蛇の擬態　大地沢　2001/8/20
　我家のチイ（犬）が、シマヘビ（多分）の目の前に足を付いたとたん、ぐっと縮みジグザク状に固まってしまいました。 人間が近づいても、動けません。逃げ足が速いシマヘビも、まったく予想外の出来事、ビックリし、反射的に枯れ枝に似せた擬態です。
　蛇の擬態は、これで２度目です。もう１度は、春の小倉林道。道の中央で、冬眠から覚めた痩せた大きなアオダイショウが、まっすぐに日向ぼっこ、 チイはまったく気づかず、揚々と歩いています。蛇の眼前にチイが足をついた瞬間、見事な稲妻状態になりました。初めて見た蛇の擬態でした。 呆気にとられしばし眺め、写真だとデジカメを取り出そうとしたとき、鋭角の鋭さが緩み、何もなかったように、藪の中に消えていきました。
　「ウーン」、今日の写真では、単なる蛇にしか見えませんか？。
擬態1 擬態2

Y50 山の記録　　二人山脚