ここ城山には、思ったほどアラゲキクラゲがでていませんでした。もう、終わったかと思ったキクラゲの方が、傷みかけていますが残っていました。
これから、梅雨にかけて、大きなアラゲキクラゲが採れます。
この朽木には、毎年幾つも発生していますが、見るのはいつも幼菌だけ。道の角で目につくため、大きくなった物にはであえません。観賞用です。
ウラベニガサが、幾つかでてきました。ニオイ・味にくせがありますが、キノコらしい茸です。
梅雨なのに、少し乾いて白い毛が見え、アラゲキクラゲらしい顔になっています。
採るほどの量ではないので、今日は、前のF709(2001/5/26)を使った牛肉炒めと卵料理の紹介です。
群生していることが多いので、見つければ、みそ汁の具には十分な量がとれます。舌でも、梅雨になったことを実感します。今日は採るほどでていません。
二人山脚にとって、夏になる象徴のキノコ、暑さに慣れていない体からは、多量の汗が流れ、ツエタケを見つけては、ため息とともに休憩の理由にします。ポツリポツリとでますが、こまめに採れば、下山するときには十分な量になります。
カンゾウタケの幼菌が幾つ（1、2）かでていました。
モリノカレバタケ、心地よい響きがあります。
横に大きいのがありました。二人山脚の梅雨を代表するキノコの味覚は、マツオウジです。 苦みが有るときがありますが、今日のは苦みもなし。食感はマツタケ型。
今日の収穫で、きのこたっぷりの炊込ご飯です。
この時季、りっぱなアラゲキクラゲが採れます。大きな枯れ木にも発生し、採りきれないほどの群生が見られます。
今年、初めてのザラエノハラタケです。
夏のキノコです。ニガイグチの仲間ですが、苦みはまったくなく食です。シイタケ型で歯切れがよく、いいキノコですが、紫色の色がでるのが欠点です。
みそ汁にしました。
「神奈川キノコの会」の勉強会、ノウタケ、コウジタケ、クロハツ、コテングタケモドキ(毒)等を採って、鑑定場所へ。 さすが、いろんな物がそろいました。でもアラゲキクラゲは少しだけ、今季は不作です。
この幼菌もカワリハツ、こちらは傷んだ 緑系です。
意外と、おいしいキノコです。夏の味覚です。
本降り雨のなか、立派なものにあいました。カノシタでなければ写真はパスと、裏を見ようと持ち上げたら折れてしまいました。 ということで、横の小さなもののピンボケ写真です。
傘が傷みやすく、これならと持ち帰っても、管孔部分が黒くべとべとになってしまいます。
柄の色が曙色です。特に傘が裂けた部分などは、綺麗な曙色をしています。
コケの中のクリイロイグチです。一面水滴で光っているのかと見えましだが、サクの先端が白でした。
夏の始め、多発するイグチです。非常に虫が入りやすいキノコです。虫がいなければ○です。 幼菌、少し大きくなったもの、傘が開いた物。
強烈なの色をしていますが、歯ごたえもあり、利用価値のあるイグチです。
幼菌もでていました。洋食では１級の「セップ」にごく近いキノコです。日本の図鑑でも、１級扱いですが傘は柔らかく、日本人の味覚では１級にはならないと思います。でも、食べ物は郷愁ですから、育ちの違いです。 今日のイグチを集めて、きのこのカルボナーラです。
